NYの基本?強気 Beauty


School friends Posted by Hello
FIT ファッション・インスティテュート・オブ・テクノロジー(NY州立ファッション工科大)大学院のクラスメイト達と。彼女達はそれぞれ有名化粧品メーカーの社員、しかもマネージャークラス以上の肩書きを持つ多忙なキャリアウーマン(これって死語?)達だ。彼女達は(私も)日中はフルタイムで仕事し、企業派遣で夜間大学院へ通っている。大手の化粧品会社は、だいたいアメリカかフランスに本社があり、NYにはAVONやエスティローダーなどの本社がある。しかし、業界が低成長中の厳しい状況の中でしのぎを削る化粧品会社の生存競争は激しく、出世競争も世界一厳しいニューヨークにあって、企業派遣を勝ち取り仕事をしながら出世・転職のために学校へ通う彼女達はタフで野心家だ。(この中からもしかすると、将来の化粧品会社CEOが出るかも?なんて・・。)

そんな「デキル」彼女達の言葉使い、態度やファッションやメイクは、アメリカで成功する女性達に共通して見られる「強気 Beauty」。NYにはとてもこの手の女性の数が多い。強気と言っても、ゴリ押しする強さを意味している訳ではなく、洗練としっかりした自信に満ち溢れていて自分を効果的にプレゼンする術を身につけている強さ。その内なる自信を嫌味にしないだけのインテリジェンス、自制心と羞恥心を保つ強さ。ここには日本女性の得意(?)とする「私なんて」的なしっとりとしたマインドは微塵もなく、皆自然に「私にはこれだけの価値がある」って胸を張っている。その強さはとてもいさぎよくて気持ちがよい。 もちろん彼女達にもコンプレックスや悩みはあるし、失恋だってするのだけど(これらのエピソードは追ってお話します)・・でも、常に前を向いていて、自分を大事にしている「強さ」は明らかにとても Beautiful なのだ!

いつだったか、私が「ニッポンでは男性は背広で女性はユニフォーム(制服)着用だったり、忙しい男性からの電話を待つ我慢強い女性が多かったり、女性はpatientである事が美徳とされる」って言った時には、「No way~~」と言って憤慨していた。でも彼女達の主張は、旧世代フェミニズムの「なんですって許せないわ!」みたいな、眉根をぎゅっと寄せて鼻の穴を膨らませる重-いノリではない。「男女差、なんて言葉も古いよね。フフ」みたいな、どことなくガーリーで無邪気なノリなのだ。 成功する男性は大抵、ジューイッシュ、ゲイか経営者の血縁、って噂がある(私が見る限り・・噂は本当かも。日系の企業は別ですが)化粧品業界が女性をかなり優遇していて特殊なのかもしれないが、男女差なんて「ナニそれ?」って感じのムードは、確実に女性の「強気 Beauty」を育て、後押しする。 NYが女性にとってキモチ良いのはそのせいかも。

コメント

Midori_NewYork さんの投稿…
早速のコメント、ありがとうございます! 出来立てほやほやのBLOG、これから沢山書き込んでいこうと思います。またちょくちょく遊びに来て下さいね。(私もお邪魔します。)

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