運動音痴にとって一番簡単な運動は?

 


それは筋トレ!

えー!筋トレってキツイ、筋トレって厳しい、筋トレって私はムリ…。

アラフォー女子と話すとまるで筋トレは苦行、できない人も多いスポーツ、のように思ってる人が多いことに気がつきます。

コレって本当にそうなんでしょうか?

筋トレしてる人達を見ると「鉄の意志がある」「自分を律する力がある」とか、「もともとの素質」「運動好きがやること」みたいなイメージが強く、かたや自分は「意志が弱い」「頑張れない」「運動はキライ」だから続かない、出来ない…。みたいなご意見をよく聞きます。

筋トレをして体型を変えたり、維持したりするのは、そんなに難しい苦行なのでしょうか?運動神経や運動能力に関係しているのでしょうか?

答えは、NO、筋トレは誰でもできる、世界一簡単な運動といっても過言ではないです!

例えば、私は、生まれてこのかたずっとぽっちゃり、弱視でものすごい運動音痴、ノロマで不器用、かけっこはいつもビリ、ボールも追いかけられない「とろい」子でした。ぽっちゃりなので水着を着るのも嫌で泳ぎもできず。そのせいでずっと「運動キライ」「運動は自分に向いてない」って思っていました。 大人になっても苦手意識は消えず、唯一健康のためにやれる運動は、ゆるジョギングとかヨガ。筋トレなんて別の惑星の話と思っていました。

この意識が変わったのは、アラフォーを過ぎてから。

たまたま、いろんな体型の人がいる国アメリカに住んでいて「他人の目が気になる」という意識は少なく(みんな超マイペース!)、ある日ふらっとジム見学に行ったら、ぽっちゃりさん & シニアさんがいーーっぱい筋トレしてて。あれ、私でも出来るかも?って気持ちになり、スタート。で、とりあえずジムに行くことに慣れていき、筋トレをやり始めたのは、最初はスクワットとかランジとか簡単でやりやすい運動から。慣れたらいろんな筋肉への刺激を増やして行きました。今フランスパリ郊外在住で歩かないとジムがないので、バーベル担いてはいませんが、ダンベルで小さめの筋肉に刺激を入れていってます👍

運動したことがない中年。運動苦手、身体はぷよぷよ、脂肪率30%越え。そんな私がアラフォー以降から運動を始め、「いつの間にか筋トレ好き」になっていました。大会に出るとかムキムキになるとか、大それた希望はゼロ。が、「人生ではじめて、腹筋のスジを見る」という今までには想像もしなかった目標を持つようになりました。

自分の身体を見つめ、自分の進化だけに集中すればよい筋トレは、「競技スポーツ」で発揮される競争力は不要です、自分のせいで他人に迷惑かけることもない。得点もない。あるのは自分のからだとの対話だけ。

だから大丈夫。

運動神経はいらない。筋トレは、数少ない「運動音痴の人でも、だれでもできる絶対大丈夫なスポーツ」です。 

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