Happy New Year 2020!!!

つい先日 2年間の大学院生活、鍼灸のカリキュラムを終えたところで just so relaxing な年末だった。このままリラックス年始、といきたいところではあるが、米国で鍼灸師の資格を取るために国家試験というネクストステップがあるため、その勉強をしないといけないので、リラックスした気持ちは置いておいて引き続き勉強勉強勉強の日々を暫く続けないといけないのだ。

ニューヨークで東洋医学を学ぶという 2年2カ月前の決断は間違っていなかった。
数年前、自身の病気やパートナーの病気を乗り越えてる最中に、超高給だけど超ストレスが溜まりハッピーを見失ったマーケティングのキャリアに一旦区切りをつけて、ずっと前から学んでみたかった新しい分野の勉強をゼロからスタートする、という大胆な決断をした。今スタートしたら50歳くらいで鍼灸資格が取れる、その後20年(少なくとも!)は鍼をうつことができる!鍼灸師にはリタイアの年齢なんてないし、何よりも東洋医学にものすごく興味がある!というパッションが私を動かした。

今までマーケティングの専門職を(主に海外で)してきた私にとっては、acupuncture はなんの基礎知識や経験もない分野、特に、私が大学や大学院教育を受けたアメリカだと acupuncture は大学院「サイエンス Master of Science」学位となるので、四年制の大学で Biologyや Chemistry など全然取らなかった(ビジネスを専攻してたので)身としては、勉強が厳しい。全くない分野の新しい知識を本当に「ゼロ」から習得する形となるから。私が

今、もし入学前の自分に会ったら「よく決断したね。すごいリスク取ったね。っていうか怖いもの知らずっていうか。まあやる気だけはあるみたいだから、正直つらいこといーーーっぱいあると思うけど頑張って。」と励ましともなんとも取れる微妙な言葉をかけるだろうと思う。 まあ、なぜか勇気や勢いだけは昔からある(えばることではない)。若い頃から「人生は一度だけ。やらない後悔よりやるリスク」と称して、キャリアでもプライベートでも、リスクをいーーーっぱい取ってきた人生だったからこそ、こんな思い切ったことができたんだろうけど。。。。

で、学校がスタートすると、週に7日間(!)ひたすら学校と家を4時間以上かけて往復する日々が始まった(遠い。。。)。鬼のように毎日解剖学や生理学、病理学を英語で勉強し、クリニックで患者さんを診る日々が毎日毎日。過酷で壮絶なプログラムを無事終えた2年後の今、美容鍼を自分で練習で打てるのが嬉しい(ってそれだけ?)。。。

3000年以上歴史のある東洋医学は、中国で生まれて、日本では歴史とともに独自の変化を遂げた。知れば知るほど奥が深く、人生をずっとその勉強に捧げたとしても全然追い付かないだろうレベルだから、絶対飽きない。その深淵を覗くところまでも(私の残りの人生だけでは)いけないだろうけど、学ぶことがいっぱいあると思うと、 残りの人生が楽しみで仕方がない。2年の大学院の学費で1千万近く使ったため、そろそろ貯仕事も始めないとだけど、あと推定20-30年はある残りの人生をパッションを持って生きる事ができると考えると、決して無駄ではなく、むしろ素晴らしい投資の決断だったのでは、と思う。


何歳でもやりたい事があるっていうのは素晴らしいこと。しかも、それに邁進できる環境(金銭的にも精神的にも)を自分でつくった(いちおうね)のはエライ。と、まあ2020年節目の新年だし、自分を多少ほめておこう。




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