エクササイズ美人 Need a Gym?



あけましておめでとうございます。

いつも思う。アメリカの年始ってアッサリしていて本当につまらない! 新年なんてタイムズ・スクエアでパーっと祝ったら終わりで、翌日から普通の生活してる人が殆ど。 私は3日から仕事でしたが友人では2日から仕事という人もいたし。ま、アメリカは世界でも一番、会社の「公休祝日」が少ない国だそうですが・・。この時期は毎年「クリスマスまではアメリカに住んで、年末年始には日本で仕事、1月末から中国に渡って仕事したい(この時期彼らは新年)」とか都合の良い事を考えます。 

しかし、家族で集まって食べてプレゼントあげて・・っていう「ゆっくり型祝日」が続くのも考えものかもしれません。 アメリカは11月中旬からサンクスギビングがあるため、皆が「いいじゃん休日なんだしちょっとゆっくりしようよ」モードに突入します。で、11月ー12月は(ショッピング以外は)非常にだらけ、ジムやおつかい、学校などをさぼる人が続出します。(期末試験の時期だし。)特に、NY地方は寒いため外に出るのが億劫になったりして、余計このゆっくりモードに拍車がかかります。

結果。

1月は、アメリカにあるジムというジムは1年中で一番入会申し込みが取れる時期となります。そう、サンクスギビングやクリスマスにだらだら、ゆっくり、そして大食いした方々がこぞって「New Year's Resolution = 新年の誓い」を立てるんですね。「今年こそはデブを返上してみせる!」などと決意した人々はジムへ入会してまず「コミット」します。「入会金も払ったしこれは無駄に出来ない=継続して通い結果を出すぞ」という意気込みを見せるのですね。(注:アメリカ人は深刻な肥満が多いので彼等が「デブ」という場合にはホントに目を覆うようなレベルが多いですが。)

内容がなんであれ、決意した人というのはある種の凛とした雰囲気が漂うので、そういってジムへ入会する人は入会時には2割り増しで美しく見えたりもするものなのですが。いかんせん、もともとジムやエクササイズが嫌いな人が継続してジムへ通うのはとても難しいことだと気がつくまでには2-3ヵ月あれば充分。気がつけば「ジムにとって最もオイシイ顧客=会費だけを払う貢献者」になり下がっていたりします。
人間は嫌いな事を継続「せねばならない」と思うとそれがすごいストレスとなってしまうものではないでしょうか?そしてそんなストレスは、老化・荒れ肌の元になるだけで、何にもいい結果を生まない。「ジムさぼっちゃった」という罪悪感は、キレイへと繋がってはいないと思う。 

そこで、まずは、自分にとって楽しめることは何か?を考える事から始めるというのはどうでしょう? どういったスポーツ(エアロビ?ヨガ?テニス?太極拳?マシーン?)で自分が「気持ちよく」なれるか、から始め、それをちょこちょこ齧ってみる。ジムへ行く必要のないヒトは必要ないし・・。自分のうちで腹筋始めるのだってそれが気持ちよければそれが一番良いのだと思う。 これは!と思うものがあれば、ちょこっとやって好きだったら続けてみて、嫌いだったら無理に続けなくても良いと思う。結局スポーツ中・後にストレスが減り成果が上がるのは脳内で「気持ちいいを後押しする」物質・セロトニンが増えるからだってよく言うけれど(で、それが継続的になると代謝が上がってストレスも減り欝も直りいい人にもなっちゃう、みたいな)、その経過に無理があったらそれを押してまで続けられるほど、私達には余裕もないし時間もないし根性もない(これは私だけじゃないハズ)。

私は週に2回くらいジョギングする(夏はセントラルパークやハドソン川沿いをゆるゆると、冬はつまらないけどジムでちょこちょこと)のだけれど、走るのが好きになるまでは、自分が走るのを好きになるなんて思ってもみなかったのに、1回気持ちいい!と感じ病みつきになると続けずにはいられない体質(=粘着質)なため、この2年くらい、ゆったりマイペースで、毎回コースも変えて走ってる。(でもランニング・ミルは単調でつまらないから冬はちょっとさぼり気味。)マイペースなためこれで劇的な結果が出てるとは思わないけど、楽しみが増えたって感じるのは嬉しい。2年続けたら、ちょっとだけ前より健康になった気がする。風邪をひかなくなったし、疲れも感じにくくなったし、アレルギーが良くなった。 するとなぜか食の好みも変わり、野菜が美味しく感じるようになったような。 まあ気のせいかとは思いますが、こういう「気のせい」も積み重なると確実に良い事が起こってくる気がする2006年。 今年はストレッチ!

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