コロナとパリと私
グローバル的には今コロナ波が落ち着いて来ている都市も多い中、パリは、理由なき反抗?って感じの急激なコロナの悪化により先週より門限が設けられ、今、不自由この上ない。
ってか私の自称ホームタウンである(こころのふるさとである)ニューヨークはコロナに関してはすごくトラウマを負ったけど、その後奇跡の復活を果たして今もとっても頑張っているし(今もたまにGovernour Cuomo の記者会見見てる私)。
東京はそもそもあまりCoronavirus outbreak が`ないまま自粛だけでやってきて、そろそろ日常が戻ってるみたい... だし。せっかく引越してきたパリにもちょっと頑張ってほしいな~。
今まで、東京~ニューヨーク~香港~東京~ニューヨーク(ニュージャージー)と、世界で物価が高く人混みがすごい所に住んできたから、ある程度大都市での人々の生活様式や態度はわかってるつもりだけど、パリがある意味一番我が道行く街というイメージ。香港ほど雑多じゃないし、ニューヨークほどダイナミックでカネがものを言うクレイジーさはないし、東京ほど便利で人が整然とルールに乗っ取って生活してもいない。ビルも高層ビルは少なくて古い街並みを頑固なまでに大事にしてる。
そこに住む人々は、フツーに近所付き合いがある場所も多いし、人々はどこでもとにかく会話する。知らない人同士の挨拶や雑談の多さでいうとどの都市より多分多くて、しかもそもそもの挨拶が両頬へのキス。人との「密な」コミュニケーションの多さでいうと絶対ナンバーワンと思う。最近メトロの中では勿論シーンとしてますしマスク必須なので心配はないですが、ひとたびレストランやバー、カフェがオープンしちゃうとリスク高いのは間違いない。
最近はもちろん、仏でもネットやゲームばかりしている引きこもりとかも多数いるんだろうけど、基本コミュニケーションの多さと、ちゃんと人の顔や表情を見て話をする & できる街なのでコロナがなければ心豊かな町でいいよね、ってなるのに。(ちなみに電車でも車掌さん丁寧に1人1人話しながら回ってくるよ。)
。。。って、なんのかんの言って、少しずつフランス好きになってきてない私?
コロナの中、新しい街に越す不安や心配はあるんだけど、しっかり(例えフランス語下手でも)人と顔を合わせてコミュニケーションをしていれば、きちんと個人としてRespectをもって扱ってくれるこの街に対して、少しずつ好感度が増してきてるんだと思う。
ちなみに来て二ヶ月半、まだ「シノア」とか「ジャポネ」とか言われてない。(コロナでマスクしてるから気がつかないだけかも?)
ちなみにちなみに、今度引っ越しするアパルトマンの傍には、美味しいガレット屋さんがある。馴染みになれそうな予感です。
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